英語の翻訳には一番困るのは「語呂合わせ」や「おやじギャグ」と言われる言葉で、韻を踏むというフレーズです。
例えば、おやじギャグの定番である「布団が吹っ飛んだ」を英訳すると、普通は「For a futon to fly away from, or fall from a height」となりますが、これだとどこが面白いのか、さっぱり分かりませんね。
これは英語でも同様です。
マザーグースや童話の世界などは言葉遊びがよく見られるのですが、これらはうまく翻訳できるものではないので、有名な物語も英語で読み直すと新たな発見が時々あります。
こういった韻を踏む言葉は、文学的に翻訳しにくいのみならず、ストーリーで重要なポイントを表している事がたくさんあるので、翻訳家にとって常に悩みの種です。そうなると安易な直訳ではなく、ニュアンスを伝えるために意訳を行う必要があるのですが、この意訳もやりすぎるとストーリー全体の流れを残ってしまうので絶妙なバランスを求められます。
本格的な翻訳家でもこういったミスをたまには起きており、インターネット上に個人翻訳家で翻訳したような文献が議論を巻き起こし、元の文章を見てみると全く違った話だったということは、今でも珍しくありません。
英語翻訳会社に依頼するのは、まず上記の失敗を犯せずに納得行けるような翻訳を得られるに違いありません。
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