日英翻訳を依頼するのに、どのくらい費用をかけるかお悩みではありませんか?
翻訳料金はどんな計算方法で出されているのか、費用の内訳は何で構成されているのか、市場価格はどのくらいなのかがわかると必要経費の見通しが立ってきます。
予算内で希望どおりの品質の成果物を仕上げるためには、あらかじめ翻訳料金について理解しておくと効率的に作業が進むでしょう。
そこで本記事では、翻訳料金についての疑問点をわかりやすく解説し、翻訳会社を選ぶときの4つのポイントをご紹介します。
日英翻訳料金はどうやって決まるのか?
翻訳料金は文字単価と分量(総文字数)を計算して出します。
日英翻訳(原文が日本語で英語に翻訳する)の料金と英日翻訳(原文が英語で日本語に翻訳する)の料金は異なっており、英日翻訳の場合は単語1ワードの単価と分量(総ワード数)で料金が算出されます。
また、専門性の高さや分野によっても料金は異なってきます。
翻訳料金はどのように算出されているのか?
翻訳料金は、依頼する原稿の文字数・内容の専門性の高さ・対応言語によって算出されます。
文字数をカウントして算出する
日英翻訳料金は文字単価×総文字数で計算します。
たとえば、1文字20円で200字詰め原稿30枚程度(総文字数6000字)を依頼すると、単純計算でも12万円はかかると想定できます。
文字数をカウントして日英翻訳料金の概算額を出すときは、Microsoft Wordの「文字カウント」で表示される「文字数(スペースを含めない)」の統計数を目安としてください。
翻訳内容の専門性の高さ
翻訳を依頼する原稿内容の専門性が高いと、対応できる翻訳者の数が少なくなるため単価は高くなります。専門性の高い医薬分野が該当します。
一般的な内容であるIT分野は対応できる翻訳者の数が多くなるため、単価は低くなります。
英語以外の言語対応
英語以外の欧州、アジア諸国などの言語の翻訳を依頼する場合、対応できる翻訳者の数が限られてくるため単価は高くなります。
日本語、英語の翻訳はいちばん需要が多く、対応できる翻訳者の数も多いためほかの言語に比べると単価は低くなります。
英語以外の言語を特化している翻訳会社もあり、得意言語の単価を低く設定している場合もあります。
中国語の翻訳なら実績豊富なFUKUDAにお任せください。価格も割安で対応いたします。
日英翻訳料金の目安・価格相場は?
日英翻訳料金として一般的にどのくらいの費用が支払われているのでしょうか。
お客様が発注する際の平均的な価格をご紹介します。(日本翻訳連盟の公式サイトより引用)
日英翻訳の発注を検討するときのご参考としてください。
分野 | 文書の例 | 英語から日本語へ翻訳 | 日本語から英語へ翻訳 |
---|---|---|---|
IT | ソフトウェアユーザーマニュアルなど | 28円 | 20円 |
科学技術 | 産業機械操作マニュアル、仕様書など | 28円 | 21円 |
金融・財務・法務 | 決算資料、税務申告書、契約書など | 30円 | 25円 |
医学・医療・薬学 | 医薬論文、医療機器取扱説明書など | 35円 | 30円 |
特許 | 特許明細書、特許公報など | 26円 | 30円 |
※出典:日本翻訳連盟(価格はすべて税別)
文書の種類や分野によって料金は異なりますが、日英翻訳料金は1文字20円~30円が目安となっています。
前項で先述したとおり、専門性・難易度の高い医学・医療・薬学については単価が高くなっており、一般的なソフトウェアマニュアルは単価が低くなっています。
各翻訳会社のウェブサイトには、日英翻訳料金について文字単価が掲載されています。実際の相場は翻訳会社によってさまざまであり、上記翻訳連盟の単価より低い場合もありますので比較してみるといいでしょう。
翻訳会社FUKUDAIでは各分野において良質の翻訳サービスを提供しております。
日英翻訳料金のしくみと内訳
翻訳料金とは何に対する料金なのかをくわしく解説します。
翻訳者(翻訳会社経由を含む)に支払われる料金
翻訳者が翻訳作業を行い、訳抜けや間違いがなく翻訳されているかをチェックして納品するまでの工程に対する料金です。
日英翻訳の場合は、日本語を母国語として教育を受けて育った翻訳者か、英語を母国語として教育を受けて育った翻訳者のどちらかを指定することになりますが、それぞれ料金が異なります。
校正者・チェッカー(翻訳会社経由を含む)に支払われる料金
校正者・チェッカーが翻訳者により納品された翻訳文を確認・校正・納品するまでの工程に対する料金です。
翻訳校正には次のように種類があり、それぞれ料金は異なります。
翻訳校正①:対訳校正
対訳校正とは、原文と翻訳後の文章を照らし合わせて「原文のとおり正しく翻訳されているか」を確認・校正する作業です。
次の3点を重点的に検査するため、より精度の高い翻訳文になります。
- 誤字・脱字、誤訳や訳抜けがないか
- 原文の内容が正確に表現されているか
- 用途に適した翻訳文になっているか
特に、契約書や法律関連、医学薬学関連の翻訳で原文の言い回しを変更されたくない場合には対訳校正が適しているでしょう。
翻訳校正②:ネイティブ校正
ネイティブ校正とは、日英翻訳の場合は英語ネイティブの翻訳者が「英語としてネイティブスピーカーに通用する表現に訳されているか」を確認・校正する作業です。
商品広告やパンフレットなど、読み手にとって訴求力の高い文章に仕上げるにはネイティブ校正を行うといいでしょう。
対訳校正とは違い、ネイティブがより自然に感じる表現が優先されるため、原文と言い回しが変わってくる場合があります。
翻訳文書の使用目的や翻訳対象となる製品のユーザー像によって校正を使い分けるか、ネイティブ校正のあとにさらに対訳校正を行うという手段もあります。
翻訳会社FUKUDAIには海外経験豊富なネイティブのスタッフが揃っています。安心してお任せください。
その他作業にかかる料金
次のような作業を翻訳と同時に依頼する場合は別途費用がかかります。
- ワード、エクセルなどマイクロソフト社ソフトウェアの体裁に合わせて調整を行う
- HTML対応
- 画像を含むマニュアルなどのDTP作業
- 用語集制作
また、少量の翻訳の依頼、急ぎの翻訳の依頼にも追加費用がかかります。
依頼する文書がA4サイズ1ページでも、翻訳コーディネーターによる翻訳者、校正者の手配などの作業は依頼分量に関わらず発生するため翻訳料金が高くなります。
急ぎの依頼の場合も同様に、それぞれの担当者に急ぎの依頼をすることにより翻訳料金が高くなります。
日英翻訳料金から翻訳会社を選ぶ4つのポイント
翻訳料金のしくみと内訳がわかると、翻訳会社に依頼すべき作業が絞り込めてきますね。予算の目安も見えてくるでしょう。ここで翻訳会社を選ぶ4つのポイントを紹介します。
ポイント①:無料トライアルで翻訳の質を確かめる
希望どおりの品質で成果物を仕上げるためには、発注する前に無料トライアルで翻訳の質を確かめておきましょう。
無料トライアルの結果を比較検討する際のチェックポイントは次のとおりです。
- 依頼したい文書の内容の専門性・難易度に対応できているか
- 専門分野の職務経歴があるネイティブチェッカーがいるのか
- イギリス英語、アメリカ英語の違いに対応できているか
- 品質・正確性のサービスはあるか
依頼する専門分野に確実に対応できているか、ネイティブによるチェックを必須とするのかなど、最優先とする条件を決めておくと比較検討しやすくなります。
翻訳会社FUKUDAIでは無料翻訳トライアルを実施しております。お気軽にご相談下さい。
ポイント②:翻訳会社の実績を調べる
専門分野に特化した翻訳会社と全般的に対応可能な翻訳会社がありますが、近年はあらゆる分野に対応可能とする翻訳会社が増えています。
各翻訳会社のウェブサイトの取引先一覧を参照すると、翻訳を依頼したい分野の実績を確認できます。必要な場合は直接問い合わせを行って不明点を解消しておきましょう。
翻訳会社FUKUDAIでは豊富な翻訳実績を生かした翻訳サービスを提供しております。
ポイント③:見積もりは無料ですぐに発行してくれるか?
翻訳を依頼する場合は、まず見積もりが必要になります。
会社によっては相見積もりが必須な場合もあり、社内決裁や経理部門の締切日などで時間に余裕がないことも多いですよね。
無料ですぐに見積もりを発行してくれるか?も重要なポイントです。
翻訳会社FUKUDAIでは無料お見積りを60分以内にご提案させて頂きます。
ポイント④:納品までの所要時間
来週の報告会までにすべての資料の英文化が必要!今すぐ翻訳を依頼したい!
輸出製品の出荷が早まったので付属マニュアルの製本を急ぎたい!
翻訳を依頼するときは時間に余裕がないことが多いですよね。
一般的に納期までの日数が短いと翻訳料金は上がり、長いと料金は下がります。
納品までの所要時間についてのチェックポイントは次のとおりです。
- 納品日が決定した後に納品日を早める変更は可能なのか
- 追加料金はどのくらいかかるのか
- 原稿の分量による追加料金の違いはどのくらいあるのか
納品までの所要時間に融通が利くかどうか、料金はどうなるのかも確認しておきましょう。
翻訳会社FUKUDAIなら幅広くお客様のニーズにお応えいたします
ここまで翻訳料金のしくみや翻訳会社を選ぶポイントをご紹介してきました。
限られた予算内で納得のいく品質の成果物を作り上げるには、ニーズに合った翻訳会社への依頼が重要になってきます。
翻訳会社FUKUDAIは質の高い翻訳サービスをお客様のご都合にあわせて納品いたします。お問い合わせお待ちしております。
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