日英翻訳の落とし穴対策3つ!わかりやすい文章にするには?

英語を読んで意味は理解できるけど、日本語から英語に訳す日英翻訳は苦手な人が多いのでは?
苦手意識をもってしまう原因は日英翻訳するときに陥りやすい「落とし穴」にあります。

今回は日英翻訳において落とし穴にハマってしまうパターンと対策を解説します。
落とし穴対策がわかると日英翻訳のやり方が変わってきますよ!

日本語の落とし穴にハマってしまう4つのパターン

日本語の落とし穴にハマってしまう4つのパターン

文章を書くときはまず頭で思い浮かべてから書き出しますよね。日本人なら日本語で考えながら文を組み立てていくでしょう。
英語に変換しようとしたとたんにまとまりのない文章になってしまい、どうつなげていいのかわからない…そんな経験はありませんか?

そんな日英翻訳の落とし穴にハマってしまう理由は次の4つが挙げられます。

①日本語と英語は語順が違う

日本語と英語の主な違いとしては、語順が違います。
たとえば、「私は毎日フランス語を勉強する」という日本語を日本語の語順のまま英語に変換すると
I everyday French study.
となり、正しい文にはなりません。

英語は動詞が先にくるので動詞”study”を先に出し、”study”の目的は「フランス語」なので”French”を次に配置すると正しい文になります。
I study French every day.

日英翻訳の場合、日本語の順番で頭から英語に変換しただけでは文章として成り立たないのです。

②日本語はあいまいな表現が多い

日本語には分量・程度をあらわしているのにあいまいな表現が多くあります。

  • ちょっと太っちゃいました。
  • 新商品のラーメンの味はまあまあでした。
  • しばらく様子をみましょう。
  • 測定に誤差があったがそんなにひどくはない。

以上のようにあいまいな日本語に対して、英語では次のように明確さが求められます。

  • 何キロ太ったのか?
  • ラーメンは美味しいのか不味いのか?
  • 何時間、何日様子をみるべきなのか?
  • 何ミリ、何センチの誤差は許されるのか?

日英翻訳の場合、具体的な情報を示していないと全体的に「不安な」文章になってしまい、読者に不信感を与えてしまいます。

③日本語は冗長な文章になりやすい

日本語の原文の単語をすべて忠実に英文化すると、長文になってしまうことがあります。
日本語の冗長さを取り除く一例を紹介します。

本ページでは、カーレースゲームのインストールと初期設定を行う際の手順が説明されています。
In this page, the procedure for the case of performing the installation and initial setting of the car racing game is explained.

「なくてもわかる」単語は省いていきます。

本ページでは、カーレースゲームのインストールと初期設定のやり方を説明しています。
This page describes how to install and initialize the car racing game.

冗長な文章は要点がわかりにくく、読者の記憶に残らなくなってしまいます。
日英翻訳においてはさきに日本語の冗長さを取り除く必要があります。

④日本語に引っ張られてしまう

日本語の表面的な意味にとらわれて英語の単語を選んでしまうと間違いになることがあります。
たとえば、薬を飲むは drink medicine で正しいでしょうか?
以下の手順で確認すると、薬の場合は take medicne が正しい英語であるとわかります。

「飲む」を国語辞典で調べると
口に入れて喉に下し胃に送り込む。液体などを喉に流し込む。とあります。
(出典:『岩波書店 広辞苑第七版』)

飲むことに間違いはないのですが、薬は水やお茶のように流し込むだけではないですよね。「服用する」ほうが薬の目的を明確にあらわしています。

「服用」を国語辞典で調べると
薬をのむこと。服薬。とあります。
(出典:『岩波書店 広辞苑第七版』)

「服用」を和英辞典で調べると
taking medicine と出ています。
(『研究社 新和英辞典第五版』)

単語1つのために何度も辞書を調べなきゃならないの?と思われるかもしれませんね。
日英翻訳の場合は第一に原文の日本語の意味を正しく理解する必要があります。
日頃から日本語の意味を深く追求する習慣をつけ、日本語のボキャブラリーも増強していかないと翻訳する際に適切な英語を選定するのは難しいでしょう。

日英翻訳落とし穴対策3つ

日英翻訳落とし穴対策3つ

日英翻訳で苦労している人は、上述の落とし穴にハマった経験があるのではないでしょうか。
落とし穴にハマり続けて英語嫌いにならないためには、次の3つの対策を試してみてくださいね。

①日本語の原文を読むのは最初だけにする

 

日英翻訳の場合、さきに日本語の原稿を読んで理解することから始めます。

内容を理解したら、日本語の原文は見ずに英語で文章を考えるようにしましょう。

日本語をにらみ続けているとそのまま英語に変換しようと脳が働いてしまい、落とし穴の深みにハマってしまいます。
日本語を見ずに英語で説明する練習を重ねていくと、英語で考えて文章を書けるようになります。

②最初に要点を示す

日本語の文章は最後に結論が書かれている場合が多いのですが、日英翻訳においてはいちばん重要なことを前面に押し出し、それから詳細を示すほうがいいでしょう。
読者が早く知りたいと思う以下の疑問点について素早く読み取れる文章でなければ、最後まで読みたいという意欲を失ってしまいます。

  • 何を伝えたい文章なのか
  • 「ある」か「ない」どちらなのか
  • 「できる」か「できない」どちらなのか

最初の一文で上記の情報が明示されていれば安心して読み進めることができます。

③具体的な動作を表現する

具体的に動作が提示されていない日本語表現はよく見かけます。
一例として、日本国内の駅前ロータリーなどの公共スペースに掲示してある注意喚起文を取り上げてみましょう。

「迷惑行為はやめましょう」

直訳すると No nuisance などとなりますが、何が迷惑なのかわかりませんね。具体的には「何を」やめなければならないのでしょうか?
日英翻訳においてはいちばんやってほしくないことは何か?を考えてみましょう。

昼夜問わずに騒音を出すことや、歩行者の妨げとなり怪我をさせるリスクのあるスケートボードの練習をやめてほしいなら、「やめてほしいこと」の部分を具体的に提示すれば相手に伝わります。

路上ライブ禁止:Do not Street performance
スケボー禁止:Do not Skateboarding

日英翻訳の場合は、言わなくてもわかるだろう、察してくれるだろうという期待はしないほうがいいですね。

読者にとってわかりやすい文章にするには?

読者にとってわかりやすい文章にするには?

読み手にとって読みやすく、楽に読めるのがいい文章です。
日英翻訳においてわかりやすい文章にするには次の3つを実践してみましょう。

①一度読みで理解できる文章

インターネット全盛の今、1秒でも早く情報を得たいという風潮は強まる一方です。
読んでいる途中で詰まってしまい再度文頭に戻らなければならない、辞書やインターネットで調べなければ読めないような文章では読者は離れていくでしょう。
途中で詰まるところがなく、最後まで一気に読めて疑問点が残らない文章であることが求められます。

日英翻訳で先に日本語の文章を書いてから英語に翻訳する場合は、日本語の文章を書くときから英語への変換を意識しながら書く習慣をつけましょう。
文章が長くなると英訳するときに苦労するので、どこかに無駄な単語はないか?と注意するようになり、自然と簡潔で無駄のない文章になります。

②自然に入ってくる英語であること

文法的な間違いはなくても、英語に慣れている人から見ると不自然な英語に見えてしまうことがあります。
「英語の自然な感覚」については海外滞在経験などで直接ネイティブの英語に触れた年月の長さに比例する部分もあります。

日英翻訳というと英語の読み書きだけでできると思われるかもしれませんが、自然な英語を使えるようになるためには自分から発信する会話のトレーニングも必要です。

・文字を見ずに相手の前で頭に浮かんだイメージを言葉で表現する
・不自然な表現を指摘されて修正する 
・修正された表現が記憶されて応用できるようになる

この繰り返しにより英語の自然な感覚が身についていきます。

③全世界に通用する英語で書く

世界共通語といわれている英語。多くの非ネイティブの人々にも使われており、国や個人によって英語のレベルはさまざまです。
世界中のどこへ出しても通じる、どこの国から日本に来ている人でも理解できるわかりやすい英語にするのが語学で提供できる最善のサービスです。

ビジネスにおける日英翻訳は相手に正確に情報が伝わることが優先されるので、明確で具体的かつ簡潔であることが求められます。

日英翻訳の料金を計算してみよう

日英翻訳の料金を計算してみよう

日英翻訳の落とし穴対策を実践して、わかりやすい英語が書けるようになれば理想的ですが、日々の業務と並行して翻訳作業にかけられる時間は限られているでしょう。

翻訳会社に依頼するとどのくらい費用がかかるのか計算してみましょう。
先述の「カーレースゲームのインストールと初期設定のやり方の説明」の日英翻訳を一例とします。
ゲームのマニュアルなどの日英翻訳料金は一文字20円、分量は1500文字とします。(翻訳価格は日本翻訳連盟の公式サイトを参考にしています)
翻訳料金は文字単価×総文字数で計算しますので3万円程度かかると予想できます。
効率よく業務を進めるためには翻訳会社に依頼するのも1つの手段です。

翻訳会社FUKUDAIでは無料見積もり60分で回答いたします。お急ぎのかたは是非お問い合わせください。

正確でわかりやすい日英翻訳なら翻訳会社にご相談ください

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今回ご紹介したとおり日英翻訳には日本語を正しく理解できる読解力と表現力、適切な英単語の選定、正確で具体的で簡潔な英語を書ける能力が必要です。
翻訳者はこれらすべてのトレーニングを実践し、翻訳対象の分野においての経験と実績を積んでいます。

正確で読みやすい英語なら翻訳会社FUKUDAIにおまかせください。翻訳後のチェックは海外経験の長い日本人や純正ネイティブのスタッフが厳正に行い、確かな品質でお届けします。

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